熱中症の症状は?予防と対策が大切!応急処置と救急車を呼ぶ場合とは?
- 2013年06月01日
- ブログ
毎年夏になると話題になるのが熱中症です。
ひとくちに熱中症と言っても症状はさまざまで、
「ただの夏バテ」と思っていると大変なことになりかねません。
熱中症とは暑い場所で起こる症状の総称で、大きく分けると
「熱失神」「熱疲労」「熱けいれん」「熱射病」になります。
・熱失神
暑さで血管が拡張し血圧が下がり、めまいや失神を起こすこと。
・熱疲労
体内の水分や塩分が失われて、脱水症状を起こすこと。
・熱けいれん
汗で血液中の塩分が失われ、水分補給しか
しなかったような場合にけいれんなどを起こすこと。
・熱射病
体内の水分や塩分が失われて、体温調節に異常をきたすこと。
意識がもうろうとしたり、最悪の場合、死に至ることもある。
これだけでも、甘く見てはいけないことが伺えます。
では、どのように【予防と対策】をしたら良いのでしょうか。
熱中症にならないための一番良い方法は、
暑い日に無理に外出しないことですが、、それが無理な場合は
通気性のいい服を選び、帽子をかぶるなどの工夫をしましょう。
そして、こまめな水分補給です。
この時に飲むのは水ではなく、スポーツドリンクや
食塩水など塩分を含むものにしましょう。
塩分は0.1%(100ml中、40~80mg)が好ましい。
また、疲労回復のためには糖分も摂取しましょう。
もし、熱中症になってしまったら、
まずは木陰など涼しい場所へ移動して、衣服をゆるめて横になり水分補給をする。
熱失神や熱疲労の時には足を高くしておくことも有効です。
水で濡らしたタオルを当てたり、
水を直接かけて体を冷やすことも大事です。
意識がもうろうとしていたり言葉があやふやな場合は
すぐに救急車を呼びましょう。
熱中症の症状としては、
大量発汗、強い口の乾き、倦怠感、興奮、高体温、発汗停止、
悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、脱力感、反射の低下、筋痙攣、
強い頭痛、めまい、失神、精神錯乱、昏睡、意識不明などになります。
最終的に呼吸停止、心停止に至ることもあります。
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