レ・ミゼラブル映画の感想は?ジャン・バルジャンが許した本当の理由とは?

映画「レ・ミゼラブル」を見てきましたが、
その中で印象に残ったシーンが2つありました。

一つ目は、
スリ詐欺まがいの宿屋を営む両親の娘エポニーヌのこの世を去るシーンです。

彼女は決して健全でない環境の中で育ったにもかかわらず、
叶わぬ恋心を抱くマリウスの為にひたむきに影となり、
彼の恋の成就さえも手助けします。

そして最後はマリユスに放たれた銃弾の身代わりとなります。

冷たい雨が降り注ぐ中でマリユスに看取られながら
幸せそうな笑顔のままこの世を去ります。

そんな切ないシーンで流れていた
「雨は花を育てる」という歌詞と、
純真なエポニーヌの姿に心打たれました。

冷たく激しく降る雨ですが、そんな雨が花を育てる。

とても印象深く残る言葉でした。



二つ目は、
主人公ジャン・バルジャンが彼を長年にわたり執拗に追いかけてくる
警官ジャベールを助けるシーンです。

囚われの身となり命の危機に陥ったジャベールは
バルジャンと対峙して長年の復讐を受ける覚悟をします。

ところが、
バルジャンはジャベールのロープを切り、銃殺したふりをして彼を逃がします。
その時のバルジャンのセリフ、

「私は君を恨んでなんかいない。
君はただ職務に忠実だっただけに過ぎないのだから」

このシーンを見て私は思いました。

相手を憎んだり責めたりするのではなく、
相手を許せる人になろう。と。

では、なぜジャン・バルジャンは
そんなにも許せる人になれたのでしょうか?
(答えは映画を見ればわかると思います)

レ・ミゼラブルとても良い映画でした。
機会がありましたら是非ご覧くださいね(^^)



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